映画

悪の教典

 

悪の教典 DVD スタンダード・エディション

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を観た

 

 なんかスゲーおしゃれな映画だった。たぶんそんな感想を言うと三池監督は「フンッ」って鼻で笑いそうですけど。

 伊藤英明なんか太ってないか?とか序盤で思った人もいると思うけど、あの体の分厚さは筋肉だったんだね。ハリウッドか!って言いたくなるほどの。

 それと、わっしなんか海猿をけっこう馬鹿にしてたんだけども(一個も見てないくせに)、あれは伊藤英明じゃなくて脚本が悪いんだね。

 

 だって伊藤氏はいつの間にかすごく役者の幅を広げていたーよ(偉そうに)。たくさん殺しまくったあとの、あの澄み切って全く光のない目!意図的に光を減らして撮影したのかも知んないけど、あれは一番の見所な気がする。

 シャイニングのジャックニコルソンは、追い詰める快感でギラッギラに輝く目をしていたけど、伊藤氏はその真逆だった。

 

 それと、染谷君、ゲイ的な意味ではなくて、わっし好きな顔だわい。なんか、形のいいパーツがギュッと詰め込まれている感じ。女性でいうと永作博美みたいな。

 もちろんあの演技力があるからこそ彼は注目されてるわけですけど

 

 まー この映画で「逆に命の尊さがあらためて感じられた」なんて感想は出てくるはずはないよね。