プロット1

男なら誰でも、小説を書いてみたい、そして(自費ではなく)出版してみたいと夢見るもんだろ!?

みんな(みんなっていうのは、これを読んでいるおともだちのことだよ☆)もそーだろー?

 

ってわけで、いままで、いろんなプロットや筋を考えたりしたんだけど、いかんせんその思いつく場所は、風呂が6割、職場が3割で、メモがとれないんだよ。そして家に帰ったらキレーに忘れてんだよ!ったくしょうがねーんだよ!

 

―――時は20XX年、世界は核の炎に包まれた・・・

あ、間違えたコレじゃない

―――23世紀の地球。世界は二つに割れていた。20・21世紀の全盛期から衰退の一途をたどるアメリカを中心に、かつて「先進国」と呼ばれていた諸国が自治権のある州となり連合を組んだ、「OOO連邦」。

 対して、21世紀初頭からの爆発的な人口増加を背景に、先進国の科学技術にフリーライドすることにより驚異的発展を遂げ、人口・経済規模・軍事力・資源保有量さらには科学技術力の点においてさえ、「OOO連邦」諸州を上回った「XXX連合国」。中国・インドが宗主国となり植民地化してきた国々が、この「XXX連合国」を構成する。

 かつて「日本国」であった国は、「OOO連邦」の日本州として、文字通り細々と生きながらえている。21世紀初頭には1億2700万人であった人口は、3000万人にまで減り、電化製品と自動車生産が柱だった産業は、もはや見る影もない。日本州内で生産するよりも、中国・インドから輸入するほうがはるかに安上がりだからである。中国・インドが急速に経済発展を始めた21世紀初頭では、日本人はもちろん、他のアジア諸国さらに欧米諸国においても、中国・インド製の製品は品質が悪いという認識が一般であった。しかし、日本が売りにしていた技術は、二番煎じながら、中国・インドに吸収され、嘘から出た真というべきか、彼らは自ら新技術を生み出せるようになったのである。

・・・ねむい。大事なとこだけ先に書こう

 21世紀初頭には、生命・生物倫理上議論になったものの、必要性・実用性に乏しいため研究が進むことなく、一般にはほとんど忘れられ、過去のものとなっていた、「クローン技術」。これを、XXX連合国への対抗さらには世界の主導権奪還への足がかりとするため、応用できないか。禁断の研究が始まる・・・!

 そして14年後。人間の胚に、動物(現段階では哺乳類に限られる)の遺伝子を組み込み、「人ならざるもの」の誕生を可能にする技術が、ついに完成した。最初の成功例は、ヒトとチンパンジーとの「かけあわせ」であった。生後15ヶ月あたりから、人語を解しはじめ、簡単な単語ならば、人間が聞き取り、理解できる程度の明瞭さで発音できるようになるこの「ヒトならざる」動物。喉と口蓋及び歯列の構造上、会話はこの程度が限界だが、文字入力インターフェイスを用いれば、ヒトの成体となんら遜色なく、コミュニケーションが取れるようになる。

・・・いかん、また長くなってきた。

 つまり、OOO連邦の兵隊として、こいつらを使うわけ。ヒトじゃないから、自然権もないし、刑罰も受けない(背後にいる人間に正犯性が認められるんじゃねぇかっていう刑法的つっこみには、ちょっとあとで答えるとして)。さらに、精子と卵子と培養液、それに装置さえあれば、ほぼ無限に「製造」することができる。

 そんで、最初は見た目ですぐばれるから、全然XXX連合国にダメージ与えられなかったんだけど(もちろんOOO連邦側は「そんなやつ知らん」とシラを切る)、どんどんヒトに似るように「品種改良」していって、顔だけならほぼ見分けがつかないくらいにまでなったんだよ。それらを、XXX連合国内に送り込んで、一気にパニックに落としいれるわけ。ほんで、ゲリラ戦になったんだけど(当然、自国内に核爆弾を落とすわけにはいかんからね)、殺しても殺しても無限にわいてくる「ヒトならざるもの」に、もはや持ちこたえられなくなって、XXX連合国の主要都市の機能を完全に制圧するのね。

 ほんで、OOO連邦の首脳たちは、「ヒトならざるもの」に対して、「よくやった。褒美をやろう。これからもよろしく頼むよ」とか言って、完全に世界の主導権を握った気でいるの。そこにきて「ヒトならざるもの」は一言。  「私たちは、人間だ!!」

 彼らは、戦場に駆り出され始めた頃から、すでに知っていたのだ。自分たちが人間によってつくられたものであることを。そして、人間と同等の知能を持ちながら、人間以上の身体能力を得ていることを。そこから、主従関係の逆転が始まる。

 「ヒトならざるもの」たちは、人間の作り出した悪魔の技術、クローン精製を駆使し、奴隷として捕らえた人間から、精子と卵子を強制的に採取し、無尽蔵に戦士を造りだす。

 人間は負けた。奴隷となり・・・いかん、ねむい

 

ここまで読んだお友達はもうお分かりのとおり、コレは貴志祐介大先生の「新世界より」へのオマージュ(・・・)であります。なんとか、「うわWもろパクリだしWW」といわれないように、もっと内容を厚くし、煮詰めていく必要があります。

 いかんせん、ついさっき思いついたもので。  うわっ もう2時だし・・・