エィガ

 なぁんか昔誰かが薦めてたかけなしてたかしてたような気がする、「善き人のためのソナタ」のことを、ゲオ(ツタヤとかいう田舎のレンタル屋さんと一緒にしちゃだめよ!)でたまたま思い出したもんだから、借りて観てみたっす

 

善き人のためのソナタ スタンダード・エディション [DVD]

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 うん。・・・ぅん? このヘンタイめっ! ってみんな思ったよな?(な!)

クリスタ(クレスタだっけ?)とヤることを夢想しながら、あの太ったおばちゃん娼婦を呼んだんじゃないの?すると、もしかしてこいつ、ふたりの情事を盗聴したいがために、数々の反共産主義的・反東ドイツ的発言を放置してたんじゃないのか?

 っていうか最後、ドライマン、HGWに感謝しちゃってるけど、そいつぁ、あんたの彼女で妄想してた変態だぞ!

 

 って、ひとしきり本筋と関係ないところの感想を披瀝したけど、東西ドイツ統合までの歴史をちゃーんと正しくお勉強したならば、もっとちゃんと映画と向き合うことができると思うので、のちのちもう一回観たい。

 それにしても、シュタージってぇのは、あんなに身内(といえるかどうか)に対して甘かったもんなのかね。壁を越えようとする者は射殺するぐらいのモンだから、内部にちょっとでもアヤしいやつがいれば、すぐぶっ殺しそうなもんだけど。左遷ですんでるからね。

 

以上ねたばれしまくったけど、要するに、なぜ、いつ、HGWが変わり始めたのか、そもそもなんでクリスタが大臣の駒になったのかが、うーんわからんかったっす(たぶんわっしが見落としてるだけなんだよう・・・。欧米の映画は登場人物の把握にだいぶ苦労するんだよう・・・)