寝マンガ
「寝酒」っていう言葉と同じ意味合いで、「寝マンガ」というのがわっしにはあります。
友だちの中には、「寝映画」や「寝小説」、「寝音楽」をもつものもあります。
わっしの寝マンガは、のだめか、お一人様物語のどっちかです。でした。
そこに新たに加わったのが、
- 作者: いくえみ綾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/03/25
- メディア: コミック
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プリンシパルであります。一瞬、「プリンシプル」に脳内変換してしまったおともだちは、きっと白洲次郎が好きなんでしょう。
よく漫画家の先生が「キャラクタが勝手に動き出す」という表現を使われますが、それとまったくおなじことが、読者側でも起こります。つまりーなんというかー、平凡なんスケド、「キャラが生きてる」とか、「目の前にいるみたい」っていう、アノ感覚です。それが、このプリンシパルには感じられたんだよ。買って4日で3回読んだよ。
リアリティーがどうこうとかいうのではなくって、漫画は漫画なんだけど、人物としての質量があるというか、まぁつまり、ちゃんと人間が描かれているってことなんだなぁ(月並みだなぁ・・・)
んで、問題は、5巻以降に出てくる、金沢雄大だよ!!こいつがもうキモイのキショイのなんのって!!もうあまりの嫌悪感から、顔をしかめながら読んでるんだけど、やっぱりこういうところがさすがいくえみセンセイだよなーって思う。
「まだ余地はあるよ」「あきらめ・・・ないよ」っていう言葉のいみを糸真はわかってるのかね。まちがいなく、「Hをすまではあきらめない」「Hに踏ん切る余地はある」という意味だぞ。高校生男子なんて、9割がたエロいことしか考えてない。断言。付き合う→キス→H って矢継ぎ早に考えないのは、よっぽどモテて、焦る必要がないヤツか、すごく真面目なヤツか、どっちかだよ。そして、そんなヤツは滅多にいない。
それにしても、金やん(・・・)キモイわー。まず自分で自分のあだ名を決めてるあたりから、ひくわ!あと、なんなのあのビミョーな髪型!わっしの高校からのおともだちである田中にそっくりじゃないか(田中はすごくいいやつ)。そしてまたビミョーな服着やがって。こうまでキャラにイライラさせられるとは、もうさすがいくえみセンセイーと感服するっす。
7巻で糸真を殴ったりしたら、激おこプンプn(自粛)