お読書

 うわさに名高い舞城王太郎。知ったの割と最近だけど。文学賞メッタ斬り!

文学賞メッタ斬り!

文学賞メッタ斬り!

にて、両氏大いに称えられていたので、これまたブックオフで試しに何冊か購入。なんせ100円だからね。100円コーナーにて血眼で端から端まで本を漁るわっし・・・。平日の昼間・・・。

 いーんだよ。三十路の恥はかき捨てっていうじゃない。

 

 んで、幸運にも100円で買えたコレ

煙か土か食い物 (講談社ノベルス)

煙か土か食い物 (講談社ノベルス)

 背面文にあった、「密室?暗号?名探偵?くだらん、くたばれ!」

 トリックがよくできているかどうかは二の次。大事なのは、美人、暴力、金、赦し、日常、安堵。いいね。

 わっしはいつも、初めて読む作家の作品に対して、適応するまでに数十ページかかるもんだけど、こと舞城氏に関しては、最初のページで適応できたよ。一文が5行くらいにまたがっても、すらすらと読める構文の巧みさ。

 むかし好きだった樋口有一と似た匂いがするけど、的外れかね。樋口が気障なら、舞城は無骨?マイルド無骨・・・。うむ、ぜんぜん上手くない。

 

 ところで、いまんとこ読んだ2冊に両方とも村上春樹が出てくるんだけど、これ定番ネタなの?あ、横溝正史の「獄門島」も。

 ま、読めばわかるね